終活に興味がある方から頂いた質問にお答えすることで、皆さんのお役に立てる情報をお届けします。
今回は、S.Y.さん(30代・男性)から頂いた質問と終活を行うにあたってのヒントをお届けしたいと思います。
S.Y.さんから、「終活を始める時期」ついてご相談いただきました。
“自分はまだ若いのですが、30代や40代の内から終活の事を考えはじめるのは早すぎておかしいのでしょうか?早すぎるとしたら何歳くらいからそういう事に対する行動をスタートし始めるのは客観的に見ておかしくないのでしょうか?反対に若い内から考えはじめるのは早すぎないとしたら、若い内に出来ることといったら具体的にどのような事があるのでしょうか?終活と言われても高齢の方ばかりなイメージなので若い人間が興味を持つこと自体間違いなんじゃ?と不安です”
Wikipediaで”終活”を検索してみると”「人生の終わりのための活動」の略であり、人間が人生の最期を迎えるにあたって行うべきことを総括したことを意味する言葉”とあります。
人は、生まれたときから常に死に向かっています。ただ、若いときは、そのことをあまり意識することはないのが一般的です。若いときに意識するとすれば、交通事故や病気、親族の死に直面したときでしょうか。
また、終活の多くは、残された親族への配慮の元行われることも多いです。子供たちにお墓の面倒を見て行ってもらうべきなのか。自分がなくなった後、葬儀はどのように手配してほしいのか。通帳などの財産はどこに保管しているのか、など。
30代や40代で終活が必要か。明日事故にあうかもしれませんし病気になるかもしれません。
その時に親族の方など残された人への配慮の元、自分の意思を残しておくためにエンディングノートを書いておくのは、早すぎる、ということはないかもしれませんね。
終活には様々な取り組みがありますが、初歩的なものとしては、エンディングノートを書くことでしょうか。その項目の中には、お墓のことや葬儀のこと、資産のことなども含まれてきます。
いつ終活を行うべきか。ご自身が”死”を意識するきっかけがあった際に、考えてみてはいかがでしょうか。