終活相談:エンディングノートはラブレター

終活に興味がある方から頂いた質問にお答えすることで、皆さんのお役に立てる情報をお届けします。
今回は、S.O.さん(30代・女性)から頂いた質問と終活を行うにあたってのヒントをお届けしたいと思います。

S.O.さんは、おばあ様のお家の整理についてお悩みのようです。

”私はシングルマザーで、子どもが二人います。私にもしものことがあったときのことを考え、エンディングノートを書いておこうと考えています。

ノートを準備しては見たものの、実際書き始めようとしても何を書いていいのか分からず書き進めることができません。

子どもたちのために、私はどのようなエンディングノートを書けばよいのでしょうか。どのような内容のことを書いておけば子どもたちが困ることのないようにすることができますか”

水あそび

「エンディングノートは、家族のためのラブレター」

以前、心泉会館で終活セミナーを行った際、講師を担当いただいた先生がおっしゃっていました。

まっさらなノートに、書き込もうとしても、何を書いていいかわからなくなりますよね。
心泉のエンディングノートは、ネット上からダウンロードいただけますので、こちらからご覧になってください。

記載する内容に決まりがあるわけではありませんが、残された方がご覧になったときに困らないように情報をまとめてあげておくことがポイントです。また、伝えたいことなども残すことが多いです。

・生い立ちについて
家系図・家訓
お墓・納骨・埋葬について
希望する葬儀について
医療・介護について
セカンドライフ/終の棲家
財産について/遺言書
後見について
もしものときの連絡先
メッセージ/伝えたい事

終活はご自身のためでもありますが、残された家族のためでもあります。また、状況に合わせ書き直していくことも大切です。