家族葬や永代供養墓、その他終活のご経験者の方々に、体験談を伺いました。
皆さまの体験談を元に、「心泉のお葬式」や「心泉の永代供養」に対する理解も深めて頂ければ幸いです。
今回は、M.O.さん(60代)に家族葬の体験についてお話を伺いました。
体験されたのは、心泉のお葬式・永代供養とは異なりますが、皆様が終活を行う上での参考になれば幸いです。
親族だけでゆっくりお別れを
「母が自宅で亡くなったため警察が来たので、警察の方の紹介を受けた葬儀社に依頼をしました」
M.O.さんが行ったのは家族葬。実際は、どのような葬儀だったのでしょうか。
「家族葬といっても親族が多いので30名ぐらいで行いました。葬儀社の会館で小さめの部屋で行いました。洋花で飾りとても綺麗で豪華な感じにしてもらいました。外部の方がいなかった分ゆっくりお別れができて、親族にも好評でした。通常の葬儀の段取りとほとんど同じでした。とても良い葬儀だったと思っています。」
家族葬の良い点として、気心しれた親族のみでお見送りができる、という事があります。段取りはほとんど一般葬と変わらないのですが、参列者の方が知っている親族のみと限定されることで、ストレスの不安に感じるような部分はかなり小さくなるかもしれませんね。
母の好きなお花でお見送り
「花が好きな母だったので綺麗に飾っていただいて満足しているのではないかと思いました。親族だけだったので皆が充分お別れができたと喜んでいました。会館の方にもよくしていただいて気持ちよく送り出せました。費用も結構掛かりましたが、みんなが満足してくれたので良かったと思います。親族の方がこんなに良かった葬儀はなかったと言ってくれたので考えた苦労が報われました。」
当日は花束でお母様を囲んでお見送りができ、満足できるお見送りができたようですね。
ただ、M.O.さんは寺院への支払いについて満足されない部分があったようです。
お気持ちで、のお布施代に怒り
「(寺院に)対する費用が一番疑問に思いました。全く規定がなくお気持ちでとは云うものの相場というものがあるそうで、全く腹立たしく思います。これでお寺は税金がないなんてふざけた話です。大して良いお経でもなく話も下手で最悪でした。こんなことなら無宗教の方がよかったのではないかと思いました。これからもかかわっていくのかと思うとうんざりです。」
古くからの風習がのこる寺院の対応ですが、「お布施=気持ち」という部分はなかなか拭えない部分でもあります。葬儀社によっては、寺院側へお布施代金の提示を控えているところもあります。M.O.様とは逆で、お布施の代金を明確に提示されることに対して腹正しく思われる方もいらっしゃいます。
寺院の運営方法に対して、疑問を抱かれる場合は、もちろん「無宗教になる」という選択肢もあります。一方で、法事や法要を大事にされる方々もいらっしゃいます。また、明確に料金提示をされる寺院もあります。M.O.様が納得のいく対応をしてくれる寺院との出会いがあるといいですね。
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