「心泉」では、家族葬や永代供養墓、その他終活のご経験者に、体験談を伺いました。
皆さまの体験談を元に、「心泉」のお葬式や永代供養に対する理解も深めて頂ければ幸いです。
終活体験者のI.T.さん(30代)に家族葬の体験についてお話を伺いました。
実施されたのは、心泉のお葬式・永代供養とは異なりますが、皆様が終活を行う上での参考になれば幸いです。
・必要最低限のシンプルな葬儀を施行
家族葬をご経験された行ったというI.T.さん。ご本人の意向を生前にご確認されていたようで、希望に合ったお葬式を手配されたそうです。
「故人の希望で大々的ではなく近くの親族だけに声をかけるようにとのことだったので、告知媒体などは利用しませんでした。葬儀もシンプルなもので、葬儀場のセレモニーホールの小さい部屋を利用させていただき、規模も必要最小限で済ませました。お花などの手続きも葬儀屋さん任せでお願いしました」
・「本人の希望です」が一番の納得要素に
「あれよあれよと次々進んでいくので、悲しむ時間よりも時間との戦いという感じでした」というI.T.さん。
ご本人が居ない状態で、葬儀社の選定から供養の仕方、供養する場所なども含め、多くの事を決めないといけない為、「生存している間に本人の希望を聞いておくこと、がとても大切に感じた」とおっしゃっていました。
I.T.さんのおっしゃる通り、決めたものに対して、「故人の希望です」と説明すると、親族間のトラブルも避けられます。「とにかく、あっという間なので気が付くと終わっていました」とのこと。慌ただしくことが進んだそうです。
・葬儀の際は、自宅では連絡先をお知らせしましょう。
「葬儀の際に、どこから聞きつけたのか親族や会社関係の方など連絡をしていない方からも自宅への訪問がありました」
おくやみ欄に掲載をしないことが家族葬の場合一般的ですが、それでも、亡くなったことをお知りになる方がいらっしゃることがあります。I.S.さんの場合も、そのようなことが発生されたとのこと。
「自宅で葬儀をしていないにも関わらず、家でやっていると思って訪問される方もいますが、親族は葬儀場を離れて自宅に駆けつけることはできないので、自宅には連絡先などを明記するなどの配慮をしておくとよかったです」
心泉のお葬式では、家族葬の施行では、おくやみ欄への掲載は行いません。ですが、後日の訪問を機にされる場合は、家族一般礼葬という形式をご案内し、基本的には家族の時間を大事にしていただきながらも、訪問客向けのスペースを設け、お焼香のみして頂くような流れをご提案することもあります。皆さまの参考になれば幸いです。