今日のブログでは、企画「大切なあの人へ手紙を届けましょう」の参加者の方から頂いた、 お母様へのお手紙を紹介したいと思います。 お母さん,お父さんはしっかりやっていますよ
お母さん、お母さんが旅立ってから,もうすぐ3年ですね。
お母さんは家族の中心でした。
お母さんがいてくれたから,お父さんや弟ともスムーズにコミュニケーションを取れていました。
いなくなった後は大変でしたよ。
みんなおかあさんに任せっぱなしだったから,物の保管場所から各種の支払い,知人の連絡先などまで解らず,戸惑いました。
弟は立ち直りが早かったようですが,私とお父さんは大変でした。
でも,周りのみなさんに支えられて,なんとか乗り越えられました。
お母さんが一番心配だったのは,お父さんの事だと思います。
信じられないかもしれませんが,お父さんは,炊事,洗濯,お掃除と全てキッチリこなしております。
おばさん達が来るたびに,あまりの家の中の綺麗さに感心して帰って行きます。
何時行っても,家中隅々まで掃除が行き届いています。 園芸で育てた野菜で漬け物作りもしていますよ。 これが,美味しいの。
最近は,スーパーのチラシを見比べて,安いところで買い物をしています。
主婦力がアップしていますよ。
でも,毎日夜には話しかけているようですけど,何話しているのですか?
話してくれるわけないか。 秘密なのね。 日々の生活にはだいぶ慣れてきました。
でも,私たちはお母さんあっての家族ですから。 今でもお母さんのありがたみを忘れる事はありません。 今更ですけど,感謝の気持ちで一杯です。 こちらにいる時には,気づけなくてごめんなさいね。 その分は,私がいつかそちらへ行った際にご恩返しします。 それまでは,みんなの事見守っていて下さいね。
差出人(H・40代)
亡くなったお母様への感謝の気持ちが込められた素敵なお手紙ですね。
お彼岸は、春分の日と秋分の日をお中日として、前後三日ずつ、計七日間とされています。
2015年は9月20日が秋の彼岸入り、26日が彼岸明けでした。2016年春の彼岸入りは3月17日です。
なぜお彼岸が春分の日と秋分の日の前後なのかというと、太陽が真西に沈むからです。
仏教における天国である極楽浄土は、西方にあると言われています。
つまり、太陽が真西に沈むお彼岸の時期、夕日が沈む方角に極楽浄土があるというわけです。
近年は二十四時間営業の店や、街灯も増えて、夕日の光を惜しむこともなくなりましたが、お彼岸の夕方に見る夕日は特別な感じがします。亡くなった方たちの住む極楽浄土から、私たちの世界を照らす光です。 オレンジ色のあたたかい光の中に包まれると、亡くなった方たちの存在を近くに感じるような気がします。極楽浄土から私たちを見守ってくれているのかもしれませんね。
感謝の気持ちを伝えるためにも、少し先ですが、来年の春のお彼岸にお墓参りをしてみてくださいね。
花は毒花でなければ菊でなくても構いません。
亡くなった方の好きだった花や、好きだった色の花を持っていき、生けてください。
このとき、花はお墓の方ではなく、参拝者に向けて美しく見えるように飾ります。
花を供えるのは、花を見て美しいと思う参拝者の心をお供えするためなのです。
墓石は濡れた布で磨くと綺麗になりますが、天辺を拭いてはいけません。
お線香を上げて手を合わせ、亡くなった方への感謝の気持ちを心の中で唱えましょう。お墓参りの帰りに夕日を見ることができれば、素敵なお彼岸になりますね。 もちろん、お花を添えることやお線香をあげることは、お彼岸でなくともかまいません。
心泉の永代供養では、室内でのお参りも可能なので、お天気を気にする必要もありません。
ご興味のある方は、いつでもご連絡ください。
・金沢市、兼六園近くでの家族葬 心泉のお葬式はこちら
・跡継ぎのいない方に 心泉の永代供養はこちら