「心泉」では、家族葬や永代供養墓、その他終活のご経験者に、体験談を伺いました。
皆さまの体験談を元に、「心泉」のお葬式や永代供養に対する理解も深めて頂ければ幸いです。
今回は、M.I.さん(40代)に永代供養墓購入の体験についてお話を伺いました。
体験内容は、心泉のお葬式・永代供養とは異なりますが、皆様が終活を行う上での参考になれば幸いです。
・長男ではない父。条件を絞ってお墓選びを。
「父の癌が発覚してから闘病と看病に必死で亡くなってから長男ではないのでお墓がないことに気づきました。しばらくはそばにお骨を置いていたのですが、東北大震災を機に、骨壺を持って逃げられないと思い、①父が好きだった場所で、②家族が行きやすい場所で、③地震などの天災があっても寺社に力があって直してくれるところ、という3条件を家族でまとめました。最近の大きなお寺はどこでも永代供養をホームページで紹介しているので比較もしやすかったです。」
ネットで検索して永代供養墓などをはじめ、終活関係のサービスを探す方が増えたことに伴い、ホームページ上でのご案内があるところも増えました。実際に比較をし、足を運んで選ばれたというM.I.さん。しっかり条件面も決めていらっしゃるようでした。
・宗派の違いや地震対応などもしっかり説明。
M.I.さんは、はじめて永代供養墓を探されたようですが、最近の対応に驚いた部分があったとか。
「まず驚いたのは永代供養の担当営業さんがいたことです。」
「家族の父に対する思いや、地震を経験していることからお墓の修理のこと、宗派の違いについても何度も説明してもらえました。”焦らせない”というのは共通したスタイルでした。」
・何度も足を運び納得のいく場所へ。
「もちろん1度訪れただけでは決められないので、何度も足を運びました。最終的に決めた場所では僧侶の方にお話もしていただき、こちらの思いや父がなぜこのお寺が好きだったかということも理解していただきました。お墓を建てるというのは思いの終着点を見つける、という行為だった気がします。既に納骨されている方がお墓参りに来られて、立ち話をしたりしたことも良かったと思います。」
「納骨までにしっかりとした話し合いをしていたので、未だに困ったことはありません。永代供養墓ですが、キッチリとお経をあげていただいている姿も見ていますし、お花もいつもきれいで、掃除も隅々まで行きとどいています。」
納得のいくお墓をみつけ、納骨ができたというM.I.さん。その時のタイミングや納骨までの時期などにも寄りますが、足を何度も運ぶことにより、気に入ったところに決めることができたようですね。