終活に興味がある方から頂いた質問にお答えすることで、皆さんのお役に立てる情報をお届けします。
今回は、K.K.さん(30代・女性)から頂いた質問と終活を行うにあたってのヒントをお届けしたいと思います。
K.K.さんは、おばあ様のお家の整理についてお悩みのようです。
”実家に一人住まいの祖母がおります。両親とは関係性が悪く、祖母は孫の私に亡くなった時のことを頼んできます。もちろん助けにできる部分があればと思いつつも、離れて過ごしている祖母が亡くなった時のことを今から考えております。一番気がかりなのは、大量にある荷物です。業者に頼むことも考えておりますが、メリットやデメリットがよくわかりません”
断捨離ブームといえども、それは若い世代のことだけかもしれませんね。ご高齢の方は思い出の品を大事にとっていることが多いですよね。そのお気持ちを尊重しながらも、先の備えを少し考えておいてもいいかもしれません。
今回は、心泉の終活でもご紹介しております遺品整理の会社の方に、遺品整理を業者に頼むべきか検討するためのポイントを伺いました。
業者に頼むメリットは主に4つあります。
①気持ちの整理ができず捨てられない場合
ご自身や身内の方で遺品整理をすると、思い出がよみがえり手が止まってしまい、遺品に気持ちが移ってしまい整理が出来まないことが多いです。結局手つかず、とならないように第三者と一緒に整理することでスムーズに遺品整理ができます。
②大量の家具や衣類の整理
遺品が多い場合、ご自身や身内の方で整理をするのは、非現実的なこともあります。特に、家具類の搬出や処分には時間もお金もかかります。他の整理と合わせて専門業者に依頼することも一つです。
③粗大ごみのルール
遺品を処分にも、各市町村の分別のルールがあります。一般的なところだけでも、可燃・不燃・家電リサイクルなどですが、離れて暮らしていた地方のルールなど、一つ一つ調べるだけでも時間がかかります。専門業者であれば、そのあたりのルールもしっかり確認してくれます。
④魂抜きなど専門的な対応
仏壇・神棚処分などをお持ちの高齢者も多いのではないでしょうか。魂抜きが必要な遺品は特別な方が対応することが多いので、そのあたりはお任せする必要がありそうです。
第三者に遺品整理をお任せした方が、未練がある遺品にあきらめがつき、気持ちの整理がきちんと出来るというメリットがあるようです。
心泉の終活では、専門業者もご紹介いたします。お気軽にお問合せ下さい。