永代供養体験談:墓じまいの体験・業者選びのポイントは?

「心泉」では、家族葬や永代供養墓、その他終活のご経験者に、体験談を伺いました。
皆さまの体験談を元に、「心泉」のお葬式永代供養に対する理解も深めて頂ければ幸いです。

魂入れ

終活体験者のT.J.さん(50代)に永代供養墓の購入経験のお話を伺いました。
ご購入されたのは、心泉の丘の永代供養とは異なりますが、皆様が終活を行う上での参考になれば幸いです。

公立墓地から他の公立墓地の永代供養墓にお引越しをされたそうです。墓地の事務所で手続きをお手伝い頂き、実働は、元の墓地の区域担当の石屋さんとのことです。

・墓じまいをスムーズにするためには、石材店の選定が肝


T.J.さんが体験されたのは、地域間の移動をするわけではなく、同じ地域の公営墓地から公営の永代供養墓への改葬。

「お墓に納骨されているご遺骨を取り出し、お墓を取り壊し、更地に戻すなどの現状復帰を行いました。書類関係は自分でやりましたが、石屋さんが付き添ってアドバイスを何くれと無くくれました。」

実際に手配した書類関係は、「墓地の使用権利書」「区域の役所への移動申請書類」「戸籍標本」などの書類はご自身で手配されたようですが、石材店さんがきちんと教えてくださったようですね。そのおかげで、墓じまいもスムーズに行えたようですね。

信頼でき、付き合いやすい担当者の方を選ばれることが大切かと思います。どこからどこまで、対応してくださるかも契約時にきちんと確認しましょう。

心泉の丘では、墓じまいをお手伝いをする際は、何社かにお見積りを代行して取らせていただいております。お付き合いも大事な業界ではありますが、永代供養のご利用者の方が、納得した対応と価格で、お墓の改葬を行うことがポイントです。

・魂抜き、魂入れはお気持ちで


「また現状復帰に際して、墓石の鎮魂のためのお経を上げてもらいに僧侶の方に出張してもらいました」

業者の方の中には、魂入れ・魂抜きをしてもしなくとも同じ、とおっしゃるところもあります。価値観や宗教観によるものなので、実際はどうかの判断は人それぞれではございますが、宗教的には「魂入れをしないお墓は只の石で魂が入っていない」という見方をされています。ですので、祖先の供養を行う際は、魂入れや魂抜きをされることを心泉の永代供養の際はおすすめしています。

お布施に価格設定はございませんので、お気持ちでお支払いになればいいと思います。一般的には2万~5万円が相場と言われていますが、決して決まった金額はありません。ご自身の状況やお気持ちで、お布施を包んではいかがでしょうか。

・改葬先に合わせた書類関係を手配しましょう


「書類関係を整えるのに、結構あちこち移動が大変でした」とおっしゃるT.J.さん。親切な石屋さんに対応して頂いたおかげで、書類手配も尽き添って下さったそうで、自分で全て行うよりは楽だったとか。それでも、少し負担だったようですね。

「現状復帰に際しては、更地に戻さなくてはいけないので、墓石の抜魂のお経などの費用も結構かかりました。地域が同じなので、しかも公営から公営だったので結構実は楽だったのかもしれませんが、それでも公営だけに書類を一々出すのが面倒だったですね。」

手配する書類は、墓地の管理が公営なのか、民営なのか、もしくは寺院などかで少し異なります。

ちなみに、心泉の永代供養墓の場合は、埋葬許可書のご提出をお願いしております。
その他、宗教法人・法句寺および(有)心泉の丘へのお申し込みを頂く流れになっています。

・墓じまいのサポート業者を決める際のチェックポイント!


困った点についてお伺いしたところ、「墓地の現状復帰にかかったお金が、かなりの金額になってしまい、そんなにかかるものなのかと少々疑問にも思いましたが、それでも石屋さんには、役所関係に付き添ってもらったのだからその手間賃も、と思えば仕方なかったのかもしれません。お経は上げても上げなくてもという事でしたが、工事の方々の安心のためにお願いしました。気持ちの問題ですが、これまた出費が痛かったのは事実です。」とのこと。

費用については、業者さんそれぞれ、という部分もありますが、お願いする前に①対応について ②価格について、しっかり確認をされることを大切です。心泉の丘で、業者さんをご紹介する際は、必ず数社にお見積りをとったうえで、ご紹介しております。日頃お付き合いのある対応の良い石材店さんをご紹介しておりますので、その点でも喜んで頂いていると思います。